★「僕はノア、ハサウェイ・ノアだ」
●皆様おはようございます。
こんにちは、こんばんはです。
「我々は3年待ったのだ」はアナベル・ガトー(ガンダム0083)の言葉、忸怩たる思いで機をうかがっていた思いが言葉に表れてますね。
引用元:ガンダム0083公式サイトより
「我々は何回待ったのだ?」はこの映画を楽しみにしていた人たちの心の声。
作品は待った甲斐があって、映像・音響ともにとてもすごい作品に仕上がってました!
本来であれば昨年には既に公開済みであったこの作品。
コロナの影響で全世界的にエンターテイメントが制限され、緊急事態宣言下に置かれてなぜか感染リスクが低いと思われる映画館が制限の対象となり何度も公開が延期され、ひょっとして今年も見れないのでは…と思った位です。
引用元: GUNDAM INFOより
もともとは小説で刊行された物語(全3巻)で、当時「逆襲のシャア」から「ガンダムF91」までの空白の30年間の様子を知る唯一の手掛かりでした。
未だ衰えぬ人気の作品であり、その衝撃すぎる結末からもともとは映像化しない前提で作られた物語で、主役機Ξ(クスィー)ガンダム、そのライバル機ペーネロペーは複雑な造形と相まってなかなか立体化の機会に恵まれませんでした。
Ξ(クスィー)ガンダム
引用元:閃光のハサウェイ公式サイトより
★いつも以上に荒すぎるあらすじです★
「逆襲のシャア」から12年後の世界、腐敗した連邦政府から地球を守る為、テロ行為で鉄槌を下すべくマフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアが立ち上がる。
運命のいたずらか、偶然乗り合わせたシャトルで出会ってしまったハサウェイ、ギギ、ケネスの3人。
運命の歯車は容赦なく回りだしてしまったのです…。
(いつもながら詳しくは公式サイトへGO!ですよ〜)
主人公ハサウェイ・ノアの清廉潔白であろうとする生き方はとても大変で疲れる生き方です。
純粋であり続ける事は実社会において人々から嘲笑のタネにされますが、自分は嫌いではないです。
( ・`ー・´) + キリッ
引用元:閃光のハサウェイ公式サイトより
その対極に位置するのが人の心をもて遊ぶ人たちです。
物語のカギとなる謎の少女「ギギ・アンダルシア」もある意味こちらのタイプの人間にはなりますが、彼女の場合は結果そうなっただけであって不思議と悪意のようなものを感じません。
引用元:閃光のハサウェイ公式サイトより
ギギの肩書は「大保険会社の創業者の愛人」です。
直観力に優れ、意図せず予言めいた言動をする事から「勝利の女神」と称されることがあります。
彼女は自分が汚れていると自覚しており、結果人を傷つけたとしても自分には無関係を決め込む人とは異なります。
愛人である女性がヒロインを務める作品はとても珍しく、ガンダムと言う懐の広い作品だからからこそ成立するのかもしれません。
小説の上巻の内容を余すことなく映像化した今作品は、全3巻で綴られる小説において、テレビシリーズだと尺が余りOVAの文化が廃れてしまった現代において、三部作で展開される映画と言うスタイルはとてもしっくりきます。
期待以上の完成度を誇った「閃光のハサウェイ」一刻も早く物語の続きを見てみたいです♪
引用元:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』主題歌「閃光」ジャケットより