★チロは歩くよどこまでも♪
●皆さんおはようございます。
こんにちは、こんばんはです♪
今から遡る事数年前、それはそれはとてもかわいらしい、賢くてちょっぴりお間抜けな、臆病でときには大胆不敵、おとなしくて穏やかな性格の1匹の柴犬さんがこの世を去りました。
名前はチロ。
我が家のお姫様であり、アイドルでした。
引用元:イラストACより
突如として夜泣きが始まったチロですが、その後数日中に日中でも大きな声で吠えるようになりました。
座敷犬だったので居間で休んでいる時何の前触れもなく突然大きな声で「ワン!」と鳴くので正直ビクッとなります。
Σ(゚д゚lll)
引用元: GettyImages より
田舎暮らしとは言えご近所さんへの配慮も大切です。
いちど吠え始めると結構長く吠え続けるのでなんとかしなくてはなりません。
σ(^_^;)アセアセ…
人間を含めあらゆる動物の行動には必ず理由があります。
なぜチロが大声で吠えるのか?
そういう病気だから…と言ってしまえば終わりなのですが、少しでも理解を深めるために図書館に足を運んだりインターネットでいろいろ調べることにしました。
引用元: GettyImages より
まずは知ること、理解しようとすること!
これはとても大切だと思います。
特に参考になったのが、ブログで老犬介護について書かれている記事でした。
引用元: GettyImages より
記事を書かれている方は、当時の自分のように老犬介護を今現在がんばっている方や、愛犬が亡くなった後に老犬介護について綴っている方など様々でした。
老犬介護されていると言うと辛いイメージがありますが、これらの方々は全くそういった所はなく、老犬介護ができる事は、愛犬が与えてくれる最後の贈り物と捉えてあくまで前向きです。
犬は3歳児並みの知能しかないので、自分の体が動かなくなったり痛い箇所が増えてきたことが理解でないので吠えてしまうと分析されている方がいてこれには妙に納得させられました。
どうすれば吠えるのをやめて落ち着いてくれるのだろう?
考えているうちに気づいたのです!
散歩を行っている時、道を歩いている時は不思議と吠えません。
引用元: GettyImages より
犬は歩くのが大好きな生き物です。
というわけでチロが大きな声で吠え始めると自分は散歩に連れて行くことにしました。
それまで散歩と言うと1日1〜2回が当たり前だったんですが、この時は1日何回もチロの気が済むまで散歩に付き合いました。
独り身なのでそれまで生活は自分中心だったのですが、この頃はチロ中心の生活になっていたと思います。
今までにない経験ですが、今思い返せばこの時はとても幸せな時間を過ごしていたと思います。
(^_^)
2月の寒い時期だったのですぐに出かける事ができるようにダウンジャケットは手に取れる所に置きました。
思い返せば15年も一緒にいたのに、いつの間にかチロがいるのが当たり前になってしまい、一緒に過ごす時間はそれほど多くなかったような気がします。
認知症にかかったとは言え体はまだまだ元気!
しっかりした足取りで歩を進めます。
ですが体力的にはやはり年相応なので時折休みます。
引用元: GettyImages より
それでいいんです。
歩きたいだけ歩いて疲れたら休む。
1日に何度も散歩を連れて行くことで比較的夜も寝てくれるようになり、少しずつ付き合い方がわかってきたような気がしました。
引用元: GettyImages より
この頃はまだ老犬介護の入り口、先は見えず手探りで一つ一つ問題をクリアしていく日々でした。
不安でしたが絶対に諦めてはいけない。そう教えてくれたのは老犬介護を終えたブロガーの方々からの励ましの言葉だったのを覚えています。
自分のブログもそうなれるように一生懸命に当時のことを思い出しながら綴っていきたいと思います。
(ᐡ •͈ ·̫ •͈ ᐡ)よろしくなのですワン♫
引用元: GettyImages より