★まさかの続編製作に驚くやら嬉しいやら♫
皆さんおはようございます。
こんにちは、こんばんはです♪
つい先日(といっても1週間以上前になりますが)驚きのニュースが舞い込んできました!
「ブレードランナー2049」の続編、『ブレードランナー2099』の製作が決定し6月にクランクイン(製作開始)したとのことです!
引用元:Just Watchより
ブレードランナー2049自体が名作中の名作「ブレードランナー」の続編で、この「ブレードランナー」はSF映画の金字塔として映画史に名を刻んだ作品として知られています。
「ブレードランナー」
引用元:U-NEXTより
2019年のロサンゼルスが舞台。
人類は既に他の惑星に移住を始めた世界。
環境汚染が進んだ地球に住んでいるのは、移住するお金を持たない低所得者層と、過酷な労働環境で働くための奴隷の様な存在として生み出された人造人間(レプリカント)であった。
感情を持つようになった一部のレプリカントは人類に反逆を翻し、それを取り締まる専任捜査官「ブレードランナー」デッカード(ハリソン・フォード)の物語である。
引用元:Movie Walkerより
捜査が進むにつれ、デッカードはレプリカントであるレイチェルに心奪われ強く惹かれていくようになる。
人が作り出した生命体との禁じられた恋の行方は…。
Blade Runner | 30th Anniversary Trailer | Warner Bros. Entertainment - YouTube
「ブレードランナー2049」
引用元: PRTIMESより
2022年にレプリカントによる大規模なテロで大規模な停電が起こり世界中のデータは消去され、都市は完全に機能を停止。
【渡辺信一郎監督による前奏アニメ解禁!】「ブレードランナー ブラックアウト 2022」 - YouTube
この事件をきっかけにレプリカントの製造は禁止さたが、後に改良された人間に従順な新型が開発され、再び製造が解禁された世界。
【『ブレードランナー 2049』の前日譚】「2036:ネクサス・ドーン」 - YouTube
旧式のレプリカントは駆除の対象となり、警察組織が採用した新型のレプリカントによる徹底した捕獲捜査が進められていた。
新型レプリカントのブレードランナー「K」(ライアン・ゴズリング)は操作を進めるうちに、帝王切開による合併症で死亡したレプリカントの遺骨を発掘する。
引用元: GIGAZINEより
レプリカントが子供を産む事実に衝撃を受けながら、極秘裏にこのレプリカントがレイチェルであることを突き止め、行方不明になっているデッカードの捜索に向かうのであった。
オリジナルである「ブレードランナー」の公開当時(1982年)、圧倒的な未来であった2019年を描いた未来世界のビジュアルはどこか退廃的で、環境汚染が進み酸性雨の降りしきる雨の繁華街が印象的です。
Blade Runner - Los Angeles, November 2019 (2/2) [HD] - YouTube
毒々しいネオンが街を彩り、不思議な日本語の怪しい看板や上空を漂う広告飛行船に映し出されたゲイシャ・ガールが微笑むCMは何故か不安な気持ちにさせてくれます。
引用元:無料アニメ画像より
未来の都市は清潔でメカメカしい無機質なものではなく、あくまで現実世界の延長線上だと言う描かれ方は今までの作品にはない斬新なもので、世界に衝撃を与えたそうです。
(ちなみに広告飛行船に映し出される実在する日本の商品「強力わかもと」は無許可で使用されたらしく、これを目にした会社の人たちは相当驚いたとの事です!)
引用元:無料アニメ画像より
また、劇中うっすら聞き取れる日本語やどこかオリエンタルの雰囲気を見にまとった未来のロサンゼルスのビジュアルは、当時来日したリドリー・スコット監督が目にした歌舞伎町にインスパイアを受けたとか)
引用元:映画.comより
「ブレードランナー2049」では退廃的な世界観はさらに磨きがかかり、世界はどこかカルトな怪しい雰囲気で満たされています。
個人的にSF作品の続編を目にする楽しみは、リアル世界での時間経過を飛び越えた作品世界での文明や科学の進化を目にすることができることです。
ブレードランナーで象徴的なのが、空を飛ぶ車「スピナー」の存在です。
オリジナルのブレードランナーでは、モクモクと煙を上げて上昇し力強く空を飛んでいくのに対し、その30年後の世界を描いたブレードランナー2049では、静かに浮上し滑るように空を飛んでいきます。
引用元:無料アニメ画像より
スピナー1つとってもより洗練された技術の進化を連想させてくれます。
さらに50年が経過した2099年では、どんな進化を果たしているのかすごく気になりますね。
また、「ブレードランナー」では人間とレプリカント、「ブレードランナー2049」ではレプリカントとホログラムAIとの切ない愛の物語もエッセンスとしてちりばめられています。
引用元:シネマトゥデイより
物語を彩るトッピングとしてではなく、人が作り出した生命体の魂の有り様についての切り口として鋭く描かれ、人と人ならざる者の境界線に対して深く踏み込んでいます。
『ブレードランナー2099』すでにクランクインされているので後は完成を待つばかりです!
ちなみに映画として公開された前2作に対し、この「2099」はシリーズ初となるドラマシリーズとして物語が展開され、Amazon Prime Videoにて独占配信となる予定です!
引用元: DAZNより
現実世界ではAIの発展がめざましく、2025年には人間の知能を超えたAIが誕生するシンギュラリティ(技術的特異点)になると言う憶測も飛び交っています。
そんな時代に作られるブレードランナーだからこそ
「人造人間であるレプリカントが人間らしい感情を持ったら…。
その時人間と人間が作り出した生命体との境目は何か!」
と言うシリーズのテーマがより濃密に描かれる事になるでしょう。
製作総指揮にはオリジナルを手かけたリドリー・スコット監督と、「ブレードランナー2049」の脚本を共同執筆したマイケル・グリーン氏が名を連ねています!
引用元:映画.comより
新旧の作品を手がけたクリエイターが手を組んだ最新作!
世界観を崩すことなく広がっていくであろう新たな物語にわくわくが止まりません★