★皆さんが尊敬するアーティストはどなたでしょうか?
●皆さんおはようございます。
こんにちはこんばんはです♪
子供の頃美術展に足を運んで以来ずっと自分の心をとらえ続けているアーティスト(画家)がいます。
その人の名は「いわさきちひろ」さん。
引用元:ちひろ美術館公式サイトより
絵には描いた人の魂が宿るといいます。
ちひろさんの描く子供の絵はどれも愛おしさに溢れ、その描かれた子供の眼差しは「絵」と分かっていてもハッとさせられます。
親にねだって美術展のパンフレットを買ってもらい、飽くことなく毎日眺めていたものです。
引用元:いわさきちひろ展パンフレット表紙より
「いわさきちひろ」さんとは
子供の水彩画やパステル画に代表される画家であり、絵本作家でもあります。
子供に対する愛情に溢れ、彼女が描く子供の表情はそのどれもが命を宿し、キャンパスにひかれた線の1本1本から子供に対する愛情や愛おしさの感情が見て取れます。
引用元:いわさきちひろ展パンフレット表紙より
優しく柔らかで淡い色彩のイメージが強い彼女の絵ですが、戦争に対する憤りや反戦の主張が込められた絵も多い事は実はあまり知られてません。
まっすぐな眼差しの愛らしい子供の絵と対極に、戦争に対する絶望感や陰をおとした子供の視線の絵は、千の言葉より多くの事を物語っています。
【戦火のなかの少女:いわさきちひろ 1972】
引用元:ちひろ美術館公式ブログより
1918年に生まれたちひろさんは戦時下に青春時代を過ごし戦争の悲惨な状況を目にします。
戦争によって理不尽に奪われた命
自身の戦争体験。
命をかけて反戦を訴えた人々の想い等から
「二度と戦争を起こしてはならない」
と強く決意し、平和な世界の実現を強く願い
作品に想いを込めました。
【焔のなかの母と子:いわさきちひろ 1971】
引用元:ちひろ美術館公式ブログより
そのちひろさんの想いを受け継いだ公益財団法人いわさきちひろ記念事業団から、ウクライナの子供たちを始め、傷つき帰る場所を奪われた多くの人々への支援として『平和絵はがきvol.2』(税込550円)が発売されております。
引用元:いわさきちひろ美術館公式サイトより
この平和絵はがきのセットは、売上から製作費をのぞいた金額を国際機関(UNHCR、unicefなど)を通して、ウクライナの子どもたちに届けてくれるそうです。
ニュースでは語り尽くせない現実、それでも目にする映像は、涙を流しどうして自分がこんな目にあうのかわからず途方に暮れている人々の姿です。
引用元:時事通信より
自分は物語(Tales)の主人公のように特別な力はありませんが、自分ができる範囲内で手を差し伸べることはできます。
もしこの記事に興味を持たれた方は近日中に届いた絵はがきセットと購入方法をアップさせて頂きますのでご覧になってくださいね。
「世界中の子どもみんなに平和としあわせを」
【花の国の子どもたち:いわさきちひろ 1964】
引用元:ちひろ美術館公式ブログより
ちひろさんが、そして多くの人が望む平和な世界が一刻も早く訪れますように。