★ 「♫なぁーんでーもー揃う〜 北っ極百貨店」
皆さんおはようございます。
こんにちは、こんばんはです。
皆さん日々のお仕事お疲れ様です。
忙しい毎日を送られている事と思います。
そんな日々において、自分は最後に心を込めてお仕事したのがいつなのかはっきり思い出せなかったりします。
(´_ _`)シュン
「人手不足」が枕言葉と化した日本の職場全般において、効率の良さが求められるのは致し方ない事だと思います。
そんな今だからこそ響く映画があります。
その名も『北極百貨店のコンシェルジュさん』
引用元:公式サイト&ORICON NEWSより
制作はProduction I.Gとの事なので、そのクオリティーは折り紙付きです。
d(^_^o)
しなやかに動く仕草や表情がとてもユニークでいてコミカル♫
映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』15秒CM 秋乃編|2023年10月20日(金)公開! - YouTube
深々とお辞儀をしながら、そのままの姿勢で足早に後ろに下がるのはつい真似をしたくなります。
まぁ、普段遣いではなかなか機会に恵まれないと思いますが。
σ(^_^;)
優しく淡い色彩で統一された画面からは、この不思議なお話と相まって、絵本のようなイメージを受けます。
●あらすじです♪
新人コンシェルジュとして秋乃が働き始めた「北極百貨店」は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店。
引用元:Movie Walkerより
一人前のコンシェルジュとなるべく、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに見守られながら日々奮闘する秋乃の前には、あらゆるお悩みを抱えたお客様が現れます。
引用元:ORICON NEWSより
中でも<絶滅種>である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)のお客様は一癖も二癖もある個性派ぞろい。
⻑年連れ添う妻を喜ばせたいワライフクロウ。
父親に贈るプレゼントを探すウミベミンク。
恋人へのプロポーズに思い悩むニホンオオカミ…
引用元:ファッションプレスより
自分のため、誰かのため、様々な理由で「北極百貨店」を訪れるお客様の想いに寄り添うために、秋乃は今日も元気に店内を駆け回る。
一生懸命に頑張る秋乃を時に厳しく、そして暖かく見守るフロアマネージャーや先輩たち。
自分の為ではなく、誰かを喜ばせる為の何かを探す動物のお客様たち。
そのお客さんの願いを叶えるため、奮闘するコンシェルジュさんたち。
引用元:ORICON NEWSより
この作品に登場する全てのキャラ達が愛おしいです。
(*'▽'*)
動物のお客様の中にはすでに絶滅した動物たちもお買い物を楽しんだりしています。
もしかするとこの百貨店は時の流れから隔絶された、時間と言う概念が存在しない空間なのかもしれません。
引用元:公式サイトより
物語の終わり方が、もしかすると時間がループしているのかも?と思わせる、観客にその後の展開を委ねる終わり方も謎めいていて素敵です。
近年こういった不思議な世界観の作品でも、細やかな理由付けをして世界観に説得力を持たそうとする作品が多いですが、この作品に関してはほぼそういった説明はなく、唯一この百貨店が開かれた歴史的背景が述べられるのみだったりします。
映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』15秒CM 秘密編|2023年10月20日(金)公開! - YouTube
それなのに、この不思議な百貨店をすんなり受け入れてしまう魅力がこの作品には詰まっています。
( * ॑˘ ॑* ) ⁾⁾ ウンウン
この作品で面白いと思ったのは、通常、動物が擬人化される際、動物の大きさに関わらず全てが同じ人間のサイズになるのですが、元のサイズ感を保ったまま多くの動物が1つの場面に描かれているのでとても賑やかです。
引用元: アニメージュプラス&Movie Walkerより
いろんなサイズの生き物がこの地上にいるということは、生きているだけで、何かに迷惑をかけてしまう存在であると言う事が描かれているようにも思います。
動物モノと言うと、お涙頂戴な作品が多いのですが、この作品は無理に感動させようとしない所が好感が持てます。
それでも物語の優しさに触れた時、自分は不覚にも涙ひとつこぼれてしまいました。
( ̄ーÅ)ホロリ
人が人を思いやる優しさは物語の中だけではなく、日々の生活の中のそこかしこに隠れていると気づかされます。
それに気づく事ができるかできないかと言うだけの違いではないでしょうか。
そういった普段見過ごしがちな当たり前だと思っている「優しさ」に気づく事ができたのなら、それが「幸せ」なのだと思いました。
(^-^)
驚くのは上映時間が70分と言う尺の短さです。
原作ありきの作品なので、エピソードを足そうと思えばいくらでも足す事ができるはずですが、この尺に収めると決めたのは制作側の英断だと思います。
引用元:ビックコミックBROS.NETより
このコンパクトな上映時間にもかかわらず、物足りなさは感じず満足度はとても高いです!
いつまでも続いて欲しいと思う世界観、鑑賞後にもう少しこの物語世界に浸って物語を体感したいと観客に思わせるのは名作の証です。
今ではあまり見かける事もなく、利用する事もなくなった百貨店ですが、子供の頃親に連れられて足を運んだ百貨店は驚きの連続でした。
(*゚0゚*)スッゴッイ!
引用元: GettyImages より
田舎ではついぞ見かけない、全身着飾った紳士淑女達、見た事がないようなきらびやかなお洋服たち、そして見たこともないようなお値段がついた値札…。
すべての商品に「お」をつけたくなるお品揃えです。
そんな中自分はといいますと、おもちゃ売り場に一直線に駆け込んでいた訳ですが…。
(^^;)
そして何より楽しみだったのは、お買い物後の小戯れたレストランでのお食事です。
多分にもれず、お子様ランチを注文して幸せいっぱいの笑顔でランチを食べ、お子様ランチについている旗が兄と違う事に一喜一憂していました。
引用元: Wikipediaより
レストランがある場所は大抵屋上付近で、高い場所からの眺めもまたご馳走でした。
今となっては時代にそぐわず、どんどん見かけなくなった百貨店ですが、やはり特別感は今でもあります。
そんな百貨店が憧れだった時代の雰囲気がとてもよく出ていて、懐かしさがこみ上げてきました。
引用元:アニバースより
困った人や悩みを抱えている人に寄り添い、一生懸命になって奔走する「ありがとう」と「優しさ」がたくさん詰まったこの作品。
明日も頑張ってみよう!と思えてきます★
映画のキャッチにあるように、頑張るすべての人に見て欲しい作品です。
引用元:映画チラシサイトより