★個人的に初めて「劇場スクリーン」で目にしたRX-78-2 ガンダムの勇姿なのです!
●皆さんおはようございます。
こんにちは、こんばんはです♪
本日6月3日(金曜日)より公開となった『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を早速鑑賞してきました。
(^-^)v
引用元:「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」公式サイトより
公開初日に足を運んでおきながら言うのもなんですが、正直この作品を見に劇場に足を運ぶかどうか実はギリギリまで悩んでいました。
(´へ `;) う~~ん
と言いますのも「ククルス・ドアンの島」と言うタイトルのシナリオは、アムロ・レイが活躍した所謂「ファースト・ガンダム」のあくまでも1エピソードであり、そこまで自分の心に刺さったシナリオとは言えなかったからです。
しかも各種割引が適用されないため、1900円の定価を支払ってまで見に行く価値はあるのだろうか?!とも思ってしまったからです。
σ(^_^;)
ですが、数あるエピソードの中で監督はなぜこのタイトルを選んだのか?
もともとは30分におさまっていたシナリオを2時間と言うボリュームで展開するのはなぜなのか?
それにはきっと何かしらの意味があるのでは?!と思えて仕方がなく、この目で見届けてみよう!と思い、気づけば足が勝手に劇場のほうに向かっておりました。
公開初日を選んだのは、最近のガンダム作品の主流となっている劇場公開と同時に発売されるブルーレイと、すぐに売り切れてしまうパンフレットを確実にゲットするためであったりします。
引用元:「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」公式サイトより
「ククルス・ドアンの島」とは
通称「帰らずの島」の偵察任務にあたるホワイトベースのクルー達。
その島で目にしたのは!
いるはずのない子供たちの姿であった。
引用元:ファミ通公式サイトより
そして謎のザクによる襲撃!
引用元:アニメ!アニメ!より
圧倒的な強さを誇る謎のザク!
戦いの最中行方不明になったアムロを残し
クルーたちは一時撤退を余儀なくされてしまう。
意識を取り戻し目を覚ましたアムロが目にしたものとは!
20人の共同生活を営む子供たちと、その面倒を見ているドアンと名乗る大人の男であった。
引用元:全てファミ通公式サイトより
ドアンはなぜ子供たちと暮らしているのか?
謎のザクの正体とは?
登場する人物はアムロやカイ、セイラさんにミライさん。
ハヤトにブライト艦長(そしてなぜかスレッガーさんも?!)など顔なじみのメンバー。
♪( ´▽`)
引用元:AV watchより
登場するモビルスーツも今風にモデリングされた、ザクや高機動型ザク、ジムにガンキャノン、そして我らがガンダムなどで最近のガンダム作品を知らない人たちでも安心してついていけます。
d(^_^o)
引用元:「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」公式サイトより
引用元:GAME watchより
引用元:アニメイトタイムズより
作品を重ねるごとにどんどんリアル志向になっていくガンダムワールド。
ファースト世代はまだどこかゆとりのある世界観でキャラにも遊び心があります♫
モビルスーツの動きもどことなく人間くさく、芝居がかったリアクションを見せてくれるのですが、それが違和感なく作中に溶け込むのもファーストガンダムの世界観だからこそなせる技だと思います。
引用元:超!アニメディアより
モビルスーツ同士の戦闘シーンにおいて、もはや40年前のガンダムとは比較にならないくらい見ごたえがあります!
戦闘シーンのかっこよさのベクトルは、以降の作品に見られるスタイリッシュさやスピード感あふれる展開ではなく、あくまで泥臭さや重厚感がフューチャーされ、モビルスーツを己が技量でねじ伏せ操っているパイロットの吐息すら感じさせる描写が素晴らしいです。
引用元:AV watchより
やはりファースト・ガンダムでガンダム作品に出会った自分としては、この世界観が大好きなのだと実感しました。
(๑>◡<๑)
結局はなぜこのエピソードが選ばれたかと言う確証が持てないまま物語はエンディングを迎えたのですが、個人的に作中から『ファースト・ガンダムの世界で描かれるかっこいい大人』と言う印象を強く受けました。
どうしても当時子供目線でガンダムと言う作品に触れたのでこの世界に登場するいわゆる「大人」と言う存在は、皆狡猾で利己的でどちらかと言うと子供心に敵対する対象として描かれていたような気がします。
引用元:アニメ!アニメ!より
アムロが憧れたあのマチルダさんですら、アムロ達をニュータイプ部隊と囃し立て都合の良い道具のように見ている節がありました。
その対極に位置するのがククルス・ドアンです。
引用元:「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」公式サイトより
命令とは言え自分が起こした戦いによって生み出してしまった戦災孤児を守るため部隊を脱走してまで命をかけて戦い守り抜き、それと同じ位命をかけて子供たちの日々の生活を支え見守るその姿は『かっこいい大人の男の代表格』であると思います。
引用元:GAME watchより
2時間と言う尺の長さを生かし、ドアンが守り続ける子供たちの何気ない日々の生活は生き生きと丁寧に描かれ、さらに命をかけて守るその戦いはモビルスーツの性能差を超えて敵を打ち負かす気迫に満ち溢れておりました。
ドアンの活躍を目にした「かつて子供だった大人たち」に
今の自分は子供の頃憧れた大人になれているのか?
子供の頃嫌悪した作中に登場する嫌な大人になっていないか?!
と問いかけているように思いました。
引用元:「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」公式サイトより
心に残り続ける名作とまではいかないかもしれませんが、ファースト・ガンダムが好きな世代の人には「懐かしいけど新しい」そんな不思議な体験をさせてくれる作品に仕上がっていると思います。
劇場の大スクリーンで最新のフォーマットにアップデートされたアムロやガンダムの活躍を目にしたい方はぜひ劇場に足を運んでみてくださいね♪
『親父にもぶたれたことないのに!』の名台詞が聞けるなどファンサービスもてんこ盛りですよ★