★ドライブレス化&レトロブライトに挑戦
皆さんおはようございます。
こんにちは、こんばんはです。
任天堂やSonyと激しくシェア争いをし、幾多の名ゲーム機(ゲームハード)を世に生み出したセガ様
中でも最後のゲーム機となってしまったドリームキャスト(ドリキャス)が発売されて早30年近くが経ちました。

引用元:セガ公式サイトより
ライバル会社より1年も早く次世代機を投入したにもかかわらず、売れる時期に在庫不足でアドバンテージを活かしきれず、スタートダッシュにつまずいたドリキャス。
ヽ(_ _ヽ)彡
インターネット環境が整っていない当時の日本において、ネットワークプレイができるモデムが標準装備されていたりと、相変わらず時代の十年先を駆け抜けた実にセガらしい愛すべきハードでした。

引用元:セガ公式サイトより
懐かしさから久々にゲームで遊ぼうと思い電源を入れてみると…ゲームソフトを読み込まないではありませんか!
(lll ̄□ ̄)ガーン!!
ドリームキャストはCD-ROMよりも大容量の『GD-ROM』といった独自企画のドライブを装備しており、どうやらここがダメになったみたいです。

引用元: pixiv百科事典より
GD- ROMは既に生産が終了しており正直万事休すです。
\(^o^)/オワタ
でも可能性はあります。
( ・`ー・´) + キリッ
電源は入って起動画面が立ち上がりメニュー画面まではいけるので、電源ユニットとメインシステム基盤は生きているのです!
ソフトのデータを読み込むためのピックアップレンズが直れば復活することは不可能ではありません。
というわけで分解です。
ドリキャスは通常の+(プラス)ドライバーで4カ所ネジを外すと蓋が取れる親切設計だったりします。




側面のモデムユニットを外さないとネジが外せない箇所が1カ所だけあるので、そこだけ要注意です。

まずはピックアップレンズのクリーニングと調整です。
クリーニングはCDクリーナー等の洗浄液で十分に代用可能です。
綿棒にクリーニング液を付けて軽い力でピックアップレンズの汚れを拭きます。

(↑赤丸の部分がピックアップレンズです。)
そして次にピックアップレンズの調整です。
レンズのクリーニングだけで復活するのが理想ですが自分の場合はダメだったので、レーザー出力つまみがむき出しになるまで分解します。


この部分を時計回りに回すとデータを読み取るレーザー出力が強くなります。


(↑赤丸の部分がレーザー出力つまみです。)
ピックアップレンズから照射されるレーザー光は時間が経つと弱まるので、ほんの少しレーザー出力を上げると読み取り精度が向上し復活することがあります。
これは何もゲーム機に限らず、CDプレイヤーやブルーレイレコーダー等でも原理が同じなので調子が悪くなったときに試してみると効果アリな時もあります。
(本体を分解するとメーカーの修理が受けられなくなるので、あくまでも自己責任となります。)
ここで注意するのは、あまり強く一度に回しすぎるとこのレンズ部分はおろか、ソフトまでダメになってしまう事です。
あくまで少しずつ、ミリ単位で回して調整していきます。

クリーニングとピックアップレンズ調整完了!
電源をオン!!
…ですが、やはりソフトは読み込めません。
原因は他にある様子です…となるともはや素人では直せませーん。
/(^o^) \
さようならドリキャス…と諦めかけたその時、ある画期的なアイテムをAmazonで発見しました。
その名も「GD-EMU」
最後の希望です★

引用元: Amazon商品画像より
ドリキャスのGD-ROMドライブ部分を外して、代わりにSDカードを読み込む「GD-EMU」を組み込んで、ドリキャスをドライブレス化するキットです。
簡単に言えばSDカードから読み込んだゲームデータを、さもGD-ROMドライブから読み込んできましたよ〜♪と澄ました顔でドリキャスに読み込ませるための装置です。
(;・3・)~♪
もちろん、最初の段階としてSDカードにドリキャスのソフトデータを抜き出して(リッピング)入れておく必要があります。
そのためにまず必要なのは、この「ドリームキャスト専用シリアルSDカードアダプタ」と言うアイテムです。

引用元: Amazon商品画像より
独自企画であるGD-ROMは、パソコンなどにセットしても読み込むことができないので、ドリキャス実機から読み込んでデータをSDカードに保存するしかありません。
しかもドリキャス本体がMIL-CDに対応している比較的初期のロットでないと、このSDカードアダプターが機能しないとの事。

実はこんなこともあろうかと以前中古で購入した予備機があるのですが、この予備機が見事にMIL-CD対応バージョンのドリキャスでした。
(^-^)v
早速アマゾンで購入し、今現在探せる範囲でのソフトをすべてリッピングしてSDカードに保存しました。

引用元: Amazon商品画像より
次に必要なのがメインとなる「GD-EMU」です。
GD-ROMドライブを外してこの「GD-EMU」を組み込むのですが、難しい作業は1つもありません。

(↑青い丸で囲ったところが取り外すGD-ROMドライブです。)

(↑赤い丸で囲ったところが今回取り付けたGD-EMUです。)
ネジを外せば簡単にドライブが外れて、説明書に従って簡単に「GD-EMU」の取り付けが可能です。
+(プラス)ドライバー1本で作業は完結です。
はんだごてなどのスキルは一切必要ありません。
(o'ヮ'o)おぉ♪

ただし注意しなくてはいけないのが、ドリキャス本体が「第2世代のVA1基板」と言う基盤を使ったバージョンでなくては「GD-EMU」が動かないということです。
自分が持っている予備機を含めたドリキャス二台は、このVA1基盤なので問題ありませんが、もし中古で購入するのであれば、本体裏にあるシリアルナンバーが「670-14071」のB~Eまでの機種を探すと良いそうです。
これで準備の全てが整い、蘇ったドリキャスの電源をオンに!
電源ボタンを押す指が心なしか震えます。
(,,•﹏•,,)ドキドキ
もはや祈る気持ちです。
m(゚- ゚ )カミサマ!

引用元:ザ・テレビジョン公式サイトより
ですが…結果は虚しく見慣れたメニュー画面しか現れず、試しにメニュー画面からゲームを読み込んでみても「ゲームソフトが入っていません」と表示されてしまいます。
(ο_ _)ο=Зバタッ
「原因は…原因は一体…?」
「ぶ、武器はないのか?武器は?」

引用元:ガンダム第1話より
…と初陣のアムロのような動揺っぷりです。
と、ここでよくよく考えてみたら、この「GD-EMU」を制御するためのシステムプログラムがSDカードに入ってませんでした。
/(^o^)\
システムを「GD-EMU」の公式サイトからダウンロードし、SDカードに保存して再び電源オン!
いつもの起動画面が立ち上がった後、見慣れない文字のNow Loadingがしばらく続いた後、ついに保存したゲームを選択するメニュー画面を拝むことができました。
(b`>▽<´)-bイエーイ☆
ゲームはとても快適で、SDカードに保存したゲームが一覧となって表示されるので、遊びたいゲームを選ぶだけでディスク交換することなくゲームが遊べます。
読み込み速度もディスクより早かったりします。
これにて、ドリキャス復活!
令和の世に蘇ったドリキャスですが、今度は予備機として中古で購入したドリキャス本体の黄ばみがものすごーーく気になり始めました。
一体どんな環境で置かれていたら、こんな色になるのか… 。
というわけで、百均とかで売っている激落ちくん(メラミンスポンジ系)でゴシゴシ磨くことにしてみました。

ある程度汚れは落ちるのですが、黄ばみが取れる事はありません。

そこで調べてみると、ワイドハイターEXにつけ置きして日光に当てると黄ばみが取れるとのことです。
この日光に当てながら付け置きして黄ばみを取る方法を「レトロブライト」と言うらしく、YouTube等で動画がたくさん上がっています。
本来分解してつけ置きするのですが、今回は分解せずに表面にワイドハイターEXを筆塗りして日光に当ててみることにします。

結果は気持ち黄ばみが薄くなったような気がするレベルで劇的な効果はありません。

ここまで来れば腹をくくるしかありません。
再びドリキャスを分解し、さらに蓋の部分のバネなど金属部分を取り除いてもう1段階分解します。


↓こちらが完全に分解された状態です。


つけ置きはワイドハイターEXと同じく話題になっていた百均のOXI WASH(オキシウォッシュ)と言う粉末を使ってみます。

引用元:紀陽除虫菊公式サイトより
3袋入って100円なのでコスパは抜群です。今回は贅沢(?)に2袋使ってみました。
手ごろなつけ置き容器がなかったので本体が十分に浸かっていないような気もしますが、とりあえず天気の良い日に3時間ほどつけ置きしながら日光に当ててみました。

取り出した後、さらに1時間ほど日光浴します。

日焼けして白くなるのは不思議な気分ですね。
σ(^_^;)
こちらがレトロブライトで黄ばみを取った完成形です。


新品当時の状態とまではいきませんが、黄ばみがかなり取れて乳白色になりました。
やれる事は全てやったので、これにてドリキャス復活プロジェクトは完了となります。
名付けて「ドリキャス・フェニックス」
そぉ、諦めない限り不死鳥の如く何度でも蘇るのです!
ただでさえ愛着のあるドリキャスが、苦労の末蘇ったのでより一層愛おしく感じます。
(´- `*)))0o,ウットリ・:*:
これで我が家のドリキャスは後100年戦えます!