★映画以上にライブなのです!
●皆さんおはようございます。
こんにちは、こんばんはです♪
以前お届けした「機動戦士ガンダム ククルスドアンの島」の映画が見に行くかどうか少々迷った映画であれば、この「犬王」は絶対に見に行きたい映画でした。
引用元:「犬王」公式サイトより
しかしなかなかタイミングが合わず、公開終了間近になりようやく鑑賞することができました
(^-^)v
あぶにゃい あぶにゃい
σ(^_^;)アセアセ…
あまり誰々の監督作品と言うことで鑑賞する作品を選ぶことがない自分。
そんな自分も新海誠監督、細田守監督、そして今作の監督である湯浅政明監督の作品だけは新作が封切られるたびに映画館に足を運ぶようにしております。
それは義務からではなく新作のPVを目にする度に『見たい』と言う欲求が自分の体を突き動かすからです。
人々の記憶の中にある色を再現した独特な色使いの新海監督
引用元:アニメイトタイムズより
登場人物の心情をミリ単位の体の動きで表現する細田守監督
引用元:シネマトゥデイより
そしてその2人の誰とも違い、日本のアニメーションでは珍しくダイナミックな動きで登場人物の心理描写等を魅せる湯浅監督
引用元:日経ビジネス電子版より
作品のスタイルや表現が完成され技術のアップデートで新しさを表現する新海監督や細田監督!
それに対し、技術のアップデートより命が宿るかのような活き活きした動きで魅せる監督の作品は「これぞ代表作!」と言う作品を上げるのが難しかったりします。
なぜなら新作が封切られる度にそれが代表作の仲間入りとなるからです。
「犬王」と言う作品は動きで魅せる湯浅監督のまさに真骨頂とも言えるミュージカル・アニメと言うジャンルの作品です。
湯浅監督のスタイルとミュージカルスタイルの作品との相性はとても良く、本作は「映画」と言う以上に『ライブに参加している』ような熱狂を体全体で体感し、鑑賞後に心地よい疲労感を覚えさえします。
引用元:Movie Walkerより
「犬王」と言う作品の紹介と言うより、湯浅監督の紹介のような形になってしまったので、この辺であらすじをご紹介させて頂きます。
時は室町時代、京の都
猿楽一座に生まれた、人とは似つかぬ異形の子は人目をはばかるため「ひょうたんの面」をつけられて育てられる。
引用元:アニメ!アニメ!より
ある日、平家の呪いにより盲目となった琵琶法師の少年「友魚」と橋の上で出会い、互いは名を名乗るより早く歌と舞で言葉を交わす。
引用元:FILMAGAより
名前のなかった異形の子は自らを「犬王」と名乗り、平家の魂から聞いた『忘れ去られた物語』を歌と舞にする。
この2人の出会いは互いの才能を開花させ、やがて民衆を熱狂の渦へと巻き込み、そして運命に翻弄されることとなる。
引用元: Billboard JAPANより
当然文字だけではこの作品の魅力は全く伝わらないので、劇中のライブシーンのさわりの部分の動画が公式よりアップされているのでそちらをご覧になってください。
物語が一気に動き出す中盤から終盤にかけ終始このテンションで物語が展開します。
我々観客はその熱気に当てられ、目の前に広がる音と美に、ただただ身をまかせるのみです。
もちろんストーリーも細かな説明等なくても自然と頭に入って来ます。
個人的にこの作品を見て感じた事は「生き様」についての苦悶でした。
引用元:「犬王」公式サイトより
時代の流れや所謂「空気」によっても生き様を変えない、曲げないのはかっこいい生き方ですが賢くはありません。
ある種ブレない生き方は、どの時代に生まれてもきっと生きづらい世の中となるでしょう。
自分がそうであるように…。
逆に時代の流れや周りの空気によって生き様を柔軟に変える生き方は、賢いですがかっこいいかどうかは人それぞれです。
自分が思うかっこよさを貫くか、賢く世の中を渡るか、そのどれもが正解で人はそれを「生き様」と呼びます。
惜しむらくはほとんどの劇場で公開が終了してしまったことです。
本来ならもう少し早く作品を鑑賞し、その素晴らしさを皆さんにお伝えしたかったのですが、スケジュールの都合上叶いませんでした。
無念です!
確実にもう一度、願わくば何度も見返したい作品なので、ブルーレイやサブスクでの配信が今から待ち遠しくて仕方ありません♫
引用元:映画チラシサイトより
あ…ちなみに、パンフレット買えませんでしたー(><)
見事に売り切れてましたー!
_| ̄|○ガックシ...
ですよねー よねー よねー ねー
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