★「今、振り返れば、きっとあの人も振り返ると、強く感じた」
●皆様おはようございます。
こんにちは、こんばんはです♪
先日放映された「天気の子」、近年大ヒットし、興行収入歴代第5位の記録を持つ「君の名は。」と良質の作品を世に送り出す新海監督作品。
人々の記憶に残る色を再現した独特な色使いのビジュアルが特徴ではありますが、個人的には新海監督の作品の1番の特徴としては、「切なさ」に尽きると思います。
新海監督の作品ほど「切なさ」が似合う作品はありません。
物語は胸が締め付けられるような切なさとともに終わりを迎え、その後の物語すら感じ取れるほどのリアルな世界観が監督作品の魅力だと思います。
(唯一の例外が大ヒットした「君の名は。」でした。)
その「切なさ」の中でも1番群を抜いて「切なすぎる」作品が、今回紹介させて頂く「秒速5センチメートル」だったりします。
引用元: DVDパッケージより
物語は、小学生時代、高校時代、社会人になってからの主人公の恋の形が「全3話」となって描かれています。
第一話「桜花抄(おうかしょう)」
子供の頃の、初恋と気付かずに一緒に過ごす時間。
引用元:公式ホームページより
少しずつ惹かれ好きだと自覚した時の人を想う強さ、そしてその想いの強さから突き動かされる感情!
幼い頃の不器用だけどまっすぐな初恋が、みずみずしく描かれノスタルジックを刺激します。
引用元:公式ホームページより
第二話「コスモナウト」
大人への入り口に立つ、思春期の「人を想う心の変化」と「変わらない恋心」。
人を想い想われる甘酸っぱい感情、忘れられない人を想う切なさが画面に込められています。
引用元:公式ホームページより
第三話「秒速5センチメートル」
挫折を味わい、子供の頃思っていた大人と違う大人になってしまった主人公の物語。
忘れることができなかった、
でも何もできなかった、
それでも何かがあると期待を捨てきれなかった、
大人の恋心が哀愁を持って描かれてます。
引用元:公式ホームページより
その持って行きようのない感情が、静かに降りしきる雪の街灯りに吸い込まれるように、「秒速5センチメートル」のタイトルが粉雪舞う夜の街を背に浮かび上がった時は、思わずハッと息を飲みました。
望んでも、どんなに望んでも手に入らなかった現実を思い起こさせ、苦い経験をしたことがある人は、物語が終わった後に胸を締め付けられるような余韻に浸ることになるでしょう。
引用元:公式ホームページより
【何だろう、妙に説得力がありますね。
σ(^_^;)】
ちなみにコミカライズされ、全2巻で綴られるコミック版の「秒速5センチメートル」はエンディングが少し異なってたりします。
引用元:amazon商品画像より
どちらが好みかは人によりますが、物語の世界が膨らんだ事は、1ファンにとって嬉しかったりします♪
今切ない恋をしている方、望んでも手に入らなかった辛くて苦い恋を経験した方、少しでも多くの方に見ていただいて、いろいろな感想を聞きたくなる、そんな作品です。
もし興味を持たれた方は、公式ホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか。
Amazon Prime Video(プライム・ビデオ)でも配信されている様子です。
「秒速5センチメートル」、お勧めの作品です♪
皆さん、自宅で過ごされる時間が増えるかと思われます。
ぜひ、ご覧になってください。